読み聞かせの必要性

子供が産まれたら
「絵本を読んであげたい!!」
こう思う親は多いでしょう。

良い絵本をたくさん読んであげたいという思い。

絵本の必要性を感じているからだと思いますが、なぜ“読み聞かせ”が必要なのでしょうか?

まだ字が読めない子供には、読んであげるしかないからでしょうか?

 

絵本の読み聞かせは、子供の感情の獲得に役立ちます。

子供と信頼関係のある身近な大人が絵本の読み聞かせを行うことで、子供はデリケートな心の動きを感じることが可能となります

。読んでいる時の大人の感情の変化により、
「こういう事は悲しいんだ。」
「これは嬉しい事なんだ。」
と、感情を学び、自分の物とすることができるのです。

また
「嬉しい時は笑うんだ。」
「悲しい時は涙を流すんだ。」
など、感情の持って行き方(感情と行動の関係性)を学ぶことも可能となります。
子供が何度も同じ絵本を読んで欲しがるのは、同じ感情の変化を繰り返し体験し、その感情を自分の物にしたいという思いからです。

 

また、絵本の読み聞かせをすることで、親の価値観を子供に伝えることもできます。

子供にとって絵本、つまりお話は冒険です!!

身近な大人が読んでくれることにより、安心して自由に物語の中で遊ぶことができます。

日常とは違う空間で、安心して自由に冒険することが可能になります。

 

そして、親子の豊かで質の高いコミュニケーションを与えてくれるのも、読み聞かせの良さと言ます。