”本当ではない話”だけど、嘘ではないんです。

先日、トリアス久山にある「ふれあい動物園」に行った時の話。


どんな動物がいたかの説明をしている際

「シマウマもいたんだよ!!」

なんて言い始めたまーや( *´艸`)



本当はいませんよ!


話を聞いてる人たちも、”本当ではない”ことに気が付いています。



今日は妖怪の話今流行っているらしい妖怪アニメの話ではないですよになり、

「お母さんは”かまいたち”って妖怪が好きなんだよ♡」

と伝えると

「”かまいたち”可愛いよね~!!まーや、前見たんだよ!!」

と( *´艸`)



これも”本当ではない”ですよね。恐らく。




子ども達が話す

”本当ではない話”


これは”嘘”ではありません。




大人の感覚だと
本当ではない話=嘘

ですよね。


でも、子どもの場合は少し異なります。


子ども達特に年齢が低ければ低いほどは、ファンタジーの世界に住んでいます。


ファンタジーの世界で遊ぶことを、楽しんでいます。



●●したいな~♡
●●だったら良いのにな~♪

という思い。


その思いは、そのままファンタジーの世界へ!

●●したいな~♡      → ●●した!!

●●だったら良いのにな~♪ → ●●だ!!

になります。



つまり、上記のまーやの場合

シマウマもいて欲しかったな   → シマウマもいた!

かまいたちを見てみたいな    → かまいたちを見た!

となっているのです。



子どもがこのような”本当ではない話”をした時、

親はどのように対応をすれば良いでしょうか?


「シマウマなんていなかったでしょ!」

とか

「嘘を言わないの!」

なんて言いたくなるかな??


子どもが嘘つきにならないように!!


という考えもあると思います。



でもね、どうか子どもがファンタジーの世界で遊ぶのを、許してあげて下さい



「そう!シマウマもいたの?シマウマもいたら、それは嬉しかったね♪」


「かまいたち見たの?お母さんも見たかったな~!」


そうお母さんが応えてあげると、子どもたちは喜ぶと思います。


子ども達も、

自分が”本当ではない話”をしている

ということは分かっています。


そして、

お母さんは、自分が”本当ではない話”をしているのを、分かっている

ということも理解しています。


でも、それを許してくれていると分かれば、

安心してファンタジーの世界で遊ぶことができます(*'▽')


 

このファンタジーの世界で遊ぶ能力は、成長と共に薄れていきます。

ですので

妄想癖がついちゃうのでは!?

という心配もないですよ。

 

今のうち、しっかりファンタジーの世界で遊ぶことをさせてあげて下さい。

 

 

”本当ではない話”だけど、

誰かを傷つけたり、

誤魔化したり

する訳ではないのだから。